MADE IN FRANCE

フランスという言葉を聞いて皆さん何を思い出すでしょうか。

エルメスルイ・ヴィトンに代表されるファッションの国。

ミシュランのガイドブックや年代物のワインから想起される美食の国。

ワイン片手に、恋人や愛人に甘い言葉を囁くロマンスの国。


生粋の日本男児からすると、まったくの根性なしの国に見えます。

自動車産業ではドイツや日本に追い抜かれ、家電の分野では日本やアジア勢に攻められ、コンピュータの世界ではアメリカに圧倒され、もはやワインとファッションとLa amour“愛”しか、フランスには残っていないように見えます。


しかし、最近では北京オリンピック聖火リレーへの抗議活動で、民主主義発祥の地としての意識の高さを見せつけました。

単にプライドが高いだけじゃないの?とフランス人を皮肉る方もおられるでしょう。


フランス人をよく知るには、彼らの作ったものをよく見る必要があります。

以外にも、身の回りに誇り高きフランス人が作ったものがあるのです。その一つはT-falのフライパンです。このフライパン、なんとmade in franceであります。


料理をしない人からすれば、ただのフライパンですが、ある程度料理に興味のある私は、そのフライパンの柄を握った瞬間、「あっ、これは使いやすそうだ」と一瞬にしてそのフライパンと恋に落ちてしまいました。柄を握った時の手にしっくりくるグリップ感、料理をしても具材がこべりつかない見事な表面のコーティング。ありふれた表現ですが、料理が楽しく快適になるフライパンでした。私が人生の中で握ったフライパンの種類は片手で足りるほどしかないので、非常に偏った評価になりますが一目惚れした!とはっきり言い切れるフライパンです。


たかだか美食の国とフランスを軽くバカにしていましたが、このフライパンに触れて、フランス人の食に対するプライドを感じ、偏見を訂正することにいたしました。フランスの食卓は、誇り高きフランス人が作ったこのような最良の調理器具で支えられているです。


ちなみの私が使っているアイロンもT-falのアイロンです。これもmade in fance。ファッションの国のアイロンだけあって、しっかりと作られています。シャツの皺がよく伸び、お薦めです。(アイロンがけはしんどいので嫌いですが、良いアイロンであることは確かです)


Vive La France!